2015.06.27 Saturday
業務連絡 〜 今月の予定と休業のお知らせ
↑ 常州機電職業技術学院
◆今月の予定◆
6月29日(月)
ここ、常州の宿舎から出る。
6月30日(火)
上海浦東空港12:55発の吉祥航空・HO1335便で帰国。
【業務連絡】
1年の契約終了による帰国準備中。多忙のため、ブログ関係(更新、コメントの返事)は来月までお休みします。
ぺこ、ぺこ。
えっ、日本に帰ってからの予定?
んなもん、ありませんよ。
無職。
しかし、ブログは続く。間違いなく。
日本料理の正解の下書きはできているので、また来週!
2015.06.26 Friday
カルフール 〜 エスカレーター上の雑技
中国のスーパーでは、日本で見られないほのぼのした光景が見られる。
彼氏が彼女をカートの中に入れて運んでいたり、売り場の隅で小さな子供におしっこさせていたり、精算の済んでない飲み物を店内で開けて飲んでいたり(※注1)。
カルフール(※注2)のエスカレータで雑技(chinese circus)する人を発見。
マネするのは × です。
【おまけ:ええええ、そうだったのか中国】
干支が書いてあるのが中国っぽいなと思って買ったコンパス。10元。
う〜ん、針の赤いほうが南を向いている(下の小さなコンパスは日本から持ってきたもの)。
パッケージ裏の使用説明を読むとこれで正しいらしい。
でも、頭の中は針の赤いほうが北と刷り込まれているから使いにくいなぁ。
読者の皆さんならどうしますか? 南が赤いコンパス。
≪追記≫コンパスは中国語で「指南針」だということを突然思い出した。指南針楽隊というロック・バンドもいる。なんとこのバンドは,PONY CANYONから日本盤も出ていた。
※注1: わたしが住んだ3都市で、精算の済んでない飲み物なんかを店内で飲んでいたりするのを目撃することができるのは、濰坊のみ。深圳や常州では見たことはない。もちろん、ちゃんとレジでお金は支払うんだけど、こんなことができる濰坊って、ホントに田舎なんだな。
彼女や子供をカートに入れるのは日常の光景であるし、店内でおしっこも日常に近い光景である。ただし、深圳では、店内のおしっこは見た記憶がない。
評判の悪い中国の人のマナーだけど、都市によって人のマナーは驚くほど違う。深圳人のマナーはけっこう良いのである。
※注2: カルフールの中国語名は「家乐(楽)福」。発音はジャラフーみたいな感じ。何で「カ」がジャのような発音になるのか、日本人には不思議だけど、中国語ではカナダは「ジャナダ」、キャノンは「ジャノン」のような発音になっている。中国人の耳には「キャ(ca)」は「ジャ」らしい。で、日本人の耳は「キャ(ca)」は「カ」になることが多い。
カルフールは1995年に中国大陸市場に参入。2013年の時点で、中国大陸の73の都市で236店舗が営業中。ここ常州には2店舗ある。肝心の価格だけど、PB(プライベート・ブランド)の商品が少ないため、価格はあまり安くない。
わたしはほとんど利用しない。
あっ、日本料理の正解は次回。
2015.06.24 Wednesday
中国人と日本料理〜在中国、舌尖上的日本料理2
期末テストの採点とその後の処理。帰国準備で忙しい。
前回の【問い】の答えは、次回まで待つこと。
でも、コメントのやり取りが、ちょっと面白いと思ったので、そのまま記事にする。
コメントのままにしておくのはもったいない。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
Comments1
試案を供す。
1. あばたもえくぼ巻き
2. 角式海苔巻き
3. 雌雄同体ご飯
4. 五目炒飯
5. 山芋すり下ろし
6. 低音茶碗蒸し
7. 汁なし鳥茶漬け
8. チーズ抜きグラタン
9. 海鮮味噌スープ
10. 中日友好麺
11. 漬物風冷菜
どや。
関係者
Comments2
先生より、関係者君へ。
宿題を早くやったことは素晴らしいことです。
でも、ヒントや問題文をよく読まないといけません。
8のチーズ抜きグラタン。先生は、器をヒントにしてはいけませんと書きました。
器はたしかにグラタン皿ですが、グラタン皿に注目してはいけません。
10.の中日友好麺。なかなか秀逸な答えですが、問題文には「いずれも日本ではポピュラーな料理です」とあります。このような「受け」を狙った答えは、先生は感心しません。
そして、6の「低音」は、きっと「低温」の変換ミスですね。あわててはいけません。
なお、11は難しすぎるのでヒントを出します。11は麺料理です。
いずれにせよ、全部間違ってますので、もう一度やり直し!!
(ただし、ほぼ正解が一つだけある。もちろん、「あばたもえくぼ巻き」がほぼ正解ではないことは言うまでもない。)
Chinamychina
Comments3
そうか。「低音」の書き損ない以外全問正解や思とったけど、あかんかったか。ほな、これでどや。
1. 日式ビーンズ粽
2. 鶏飯一口弁当
3. バレンタインドライカレー
4. 具沢山チキンライス
5. 山かけご飯
6. 低温茶碗蒸し(変わらず)
7. 鳥丼
8. 栄養満点人参主菜丼
9. 海鮮味噌スープ(変わらず)
10. 饂飩入り醤油ラーメン
11. ズバリ冷麺
これからプリント作らなあかんのに、こんなことしとってええんか。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
これから、期末テストの結果を入力して教務に送らなあかんのに、こんなことしとってええんか。
記事更新の最短記録達成! 2分でできた。
だから、今、忙しいんだって。
2015.06.21 Sunday
中国人と日本料理 〜 在中国、舌尖上的日本料理
『特色食譜精選6・日本料理制作大全』という本(というより小冊子)を買った。レシピ本である。
今回の記事は、見やすくするためにいつもより写真を大きくしている。
表紙を一見して、奇妙な違和感を感じる。
配膳の上下位置を誤っていたり、寿司の横にメロンのようなものが添えられていたり、その他多くの誤りがあるからである。
表紙の写真右下の料理が何か分かるだろうか。
正解は、豆腐の味噌汁(中国名:味噌豆腐湯)。
黒竜江美術出版、主編・崔钟雷。カルフールで3.3元。
日本料理を食べたくなって買ったわけではなく、写真にひかれた。
下の写真は、イカの握り寿司(中国名:章魚寿司)。おにぎりではない。
日本人の既成概念に強烈な揺さぶりをかける、嫌がらせのような料理の数々!
そこで、問題です。
【問い】以下の写真は、いずれも日本ではポピュラーな料理です。
それぞれの料理名を答えなさい。
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
以上。
ほとんどが料理を入れる器を間違えているので、器をヒントにしようとすると料理を誤る。
また、添え物もヒントにしてはいけない。
金属の韓国風の箸が優しく神経を逆なでし、日本ではマナー違反の渡し箸の写真が、いやがうえにも料理の嫌がらせ度をアップさせてくれている。
ただし中国は渡し箸はマナー違反ではないので、安食堂に行くとよく、店員が渡し箸をして料理を持ってくる。
・
正解は次回の記事で発表するので、各自、考えた答えはメモしておくこと。
次回までの宿題だ。
2015.06.20 Saturday
ゲームは終わらない 〜 ゲームの第2章の「熱狂」
中国は端午節。もちろんチマキを食べる習慣がある。
中国の人はたいていチマキは嫌いと言う。
中秋の「月餅」も嫌いだという。
「おいしくない」
「カロリー(油)が多すぎる」
そう言われても、嫌う理由がよく分からない。
日本の伝統行事のいくつかは中国のコピーだということは分かる。
今は、コピーする側とされる側の立場は逆転しているけど。
kamomeさんのブログ『中国滞在記−leftalonein 浙江省−』にコメントを書きながら、ふと、不快なことに気がついた。
本当に不快だ。自己嫌悪だ。その気持ちを抱えて一気に書くぞ。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
わたしたちは18年前、見事にゲームにはめられた。そして、今またそのゲームに参加している。
その始まりは、次の挑戦状だった。
「さあゲームの始まりです
愚鈍な警察諸君
ボクを止めてみたまえ
ボクは殺しが愉快でたまらない(以下省略)」
このゲームは「劇場型犯罪」とよばれた。
わたしの記憶では、この劇場型犯罪という言葉が広く知られるようになったのは、「かい人21面相」によるグリコ・森永事件だ。
犯行後、マスメディアに犯行声明などを送り付ける。
「マスメディアは事件を煽情的に報道したが、一部からは“メディアが騒げば騒ぐだけ、犯人の思惑に加担している”との非難の声もあった」(ウィキペディアから引用)
さて、酒鬼薔薇聖斗(※この文章ではこの文字列はどうしても必要である)が呼びかけたこのゲームであるが、酒鬼薔の思惑通り日本中が参加し(劇場の観客となり)、ゲームの行方を見守った。
そして、犯人を想像し、事件を語った。
このゲームは14歳の少年の逮捕という、誰も予想しなかった逮捕劇で一度幕を閉じた。
ところが、世間はこのゲームの第2章を待ち望んでいた!
18年の歳月をへて、酒鬼薔薇聖斗は元少年Aとなり、ゲームの第2章が始まった。
太田出版という話題作りのうまい、ベストセラーづくりのうまい、広告宣伝費をたっぷり使える出版社がそれを仕掛けた。
この事件について語ること、本の出版について語ること自体が、ゲームに参加していることになるとしたら・・・。
どうだ、日本中が待ち望んだゲームの第二章に「熱狂」しているじゃないか。
悪のヒーローが帰ってきたのだ。
ベストセラー第一位だ。
日本人全員が、このゲームのストーリーを知っている。
みんなが、事件の、ゲームの、劇場の共犯者だ!
多くの人が、元少年Aと『絶歌』の存在を社会的に抹殺することを第2章のゲームのルールと理解している。
尾木ママらの「良識」が、いち早くそのように世間に啓蒙した。
インターネット上に、元少年Aと太田出版に対する下品な罵倒語が、元少年Aの実名と写真が溢れていることを尾木ママはどう思っているのか?
元少年Aと太田出版に対しては、何を言っても許される(無罪)のか?
ずっと、理由はわからないものの、『絶歌』に関して、世間が大騒ぎすることに不快感がぬぐえなかった。
そうか、そういうことだったのか。
わたしたちはみんな、酒鬼薔薇劇場を成立させる共犯者だということだ。
『絶歌』をネタに記事を書いたわたしは、ゲーム・プレーヤー(観客)ではなく、役者として劇場にあがらせろ! としゃしゃり出たことになる。
あー、嫌だ、嫌だ。
でも、誰もこのゲームから逃れることはできない。
ところで、みんながゲームに熱中している時に(劇場の舞台に目を向けている時に)、憲法違反が懸念されている法案を通そうとしている国があるそうだけど、どこの話?
最近、政治のニュース読んでないもんで。
2015.06.18 Thursday
だからそれやめないか in 中国
5月29日の記事の写真。再掲載。
きのうは、学校の近くの果物屋でリンゴ(中国語:苹果pingguo)を買った。
やっぱり一番安いの。“高原紅富士”、500グラム3.9元。
だから、その「JAPAN」ってやめないか。
アイスクリームも買った。
だから、その・・・
“MAGNUM”っていうのもやめないか。
2015.06.17 Wednesday
他人(ひと)のブログになんだかんだ言うヤツ
他人(ひと)のブログになんだかんだ言うヤツ。
それは、わたしです。
パール・バックの続きの下書きがあるのだけど、どうもうまく文章がまとまらないので現在下書きのまま放置。
いやあ、帰国まであと残り約2週間かと思うと、いろいろ不安があって、ちゃんとした記事を書く気力がわかなくって。
社会主義の核心的価値観の12の言葉を全部解説するとか、よくあんな長い記事書いてたもんだ。一つひとつ、ちゃんと言葉の意味を調べて。
どれだけ暇か。
ブログっていうのは、不特定多数の人に向けて公開されているものだから、どんな人が読んでいるかわからない。
パール・バックの記事では “関係者”さんというとんでもない人がコメントに現れた。
こんな人に「センセのブログほんまにおもろい」なんて、お褒めの言葉までもらって、おおいに恐縮し慌てた。
さてさて、前置きはここまでにして、他人のブログのことを・・・。
◆ 『おしんこ盛り合わせのサラダボウル』
ちょっと前から相互リンクさせてもらいたいと思っていたブログがあった。
日本語教師のブログの中で、ちょっと異質な輝きを放っている。
まあとにかく毎日訪問したいブログなので、相互リンクのお伺いのコメントを入れさせてもらった。
すると、その返事に「ちょっと驚いてしまいました。“中国に絵葉書はない from 常州”、読ませていただいていたからです」。
なんだ、お互いに読者だったんだ。
というわけで、画面右下のLinks欄に『おしんこ盛り合わせのサラダボウル』追加させていただきました。
元・反中、ネトウヨにして、今は「中国を愛しすぎてる日本語教師おしんこ」さんのブログ。
死ぬことより、「お腹壊して寝込むほうが怖いわ」という言葉(6月16日)に激しく同意。
面白いことはわたしが保証する。読め。
わたしの保証は余計なおせっかいだな。
ところで、全部消したという日本語の文法に関する記事読みたいんですけど。
◆ 『hainanshifandaxuenakaのブログ』
海南島の日本語教師さんのブログを知ってからは、お互いのブログが、まるで二人の往復書簡のようになってしまうことが多くて困ってしまう。
困ってたんかい(笑)!
海南島の日本語教師さんは、人類性悪説で、自称男女不平等主義者、わが子は殴ってしつける。
対してわたしは、人類性善説で、ラディカルなフェミニズム、わが子は言葉でしつける。
海南島の日本語教師さんとは、本来まったく意見が合わないはずなんだけど。
hainanshifandaxuenakaのブログは、ここのところ元少年Aの書籍をめぐる記事が続いている。
わたしは、この元少年Aの書籍については、前回のエントリー『【対談】わたしたちは元少年Aの「絶歌」を読みたい』で、言いたいことはかなり吐き出した。
その後、少しずつ書籍の内容も分かってきて、それにつれて言いたいことも増えてきているのだけど、このブログの趣旨とは違うし、見当違いな思考停止した言葉があふれている状況に、あえてバカ騒ぎという言葉を使うけど、このバカ騒ぎに、今はもう首をつっこみたくない。
本当は一連の記事にコメント入れたいのだけど、わたしはこの件に関しては海南島の日本語教師さんに、ほぼ全面的に同意。
いや同意どころか、わたしの代わりに、わたしが言いたいこと全部言ってくれているような記事が続いている。
なので、そこにコメントを入れて、あなたのおっしゃる通りですというお互いの賛辞が続くのは気持ち悪いので控えている。
それで、同意であれ、批判であれ、海南島の日本語教師さんのブログに、わたし以外の人からのコメントが入ることをずっと待っているのだけど。まるで、自分のブログみたいに。
一言つけたし。
「出版するな」とamazon等にレビューを寄せる人たちにききたいことがある。
愛国無罪という正義を振りかざし、匿名の一人として暴力行為をはたらいた、中国の一部の「愛国者」の行為と、あなたたちの行為。
「理性」という面からみてどこが違うの?
出版するなという大合唱に自分の声を埋没させるより、出版するなという大合唱に自分の身を守ってもらうより、単身『hainanshifandaxuenakaのブログ』に乗りこんで、理性的な言葉を武器にして、海南島の日本語教師さんの思想を粉砕するほうが、ずっと有効なんじゃないの?
そして、海南島の日本語教師さんに「わたしは間違ってました」と言わせたら、それはもう大勝利だぜ。
わたしも一緒になって謝るし。
◆ 日本語教師LIFEセンセー
日本語教師LIFEセンセーとは、わたしが日本語教師LIFEセンセーはあまりに不適切な漢字の表記が多すぎるということを指摘(批判)したことをきっかけにコンタクトが取れて、このブログとは別のところで、といってもメールのやりとりだけど、そこでさんざん「指導」しておいた。
・特定の女子学生と二人で云々といった、他人から先生のモラルとしてどう思うかと思われるようなことは書くな。
・女子学生との無意味なツーショット写真をブログにアップすることも避けよ。
・日本のドラマをダウンロードしたといったような、日本の法に触れる行為を記事に書くな。
・漢字の使用は常用漢字表に従え。また、適切にひらがな表記と漢字表記を使い分けよ。なんでも漢字にするな。
・(笑)の記号を使いすぎる。使用を極力控え、文章の表現で面白さを伝えよ。
・ことの善悪を考えて、人に誤解されるようなことは書くな。
等など。
「指導」の効果があって、読んで気分の悪くなる記事はほとんど目にしなくなった。
教育現場の経験や、社会常識が欠けているだけで、根は素直でいい人なんです、このセンセー。
ただそうなると、日本語教師LIFEセンセーのブログは、読んでも面白くない。小学生の作文みたいな稚拙な文章だけが残る。
というわけで、最近ほとんどこのセンセーのブログは読んでない。
ところで、わたしの5月23日のエントリー「あんまりなので警告のメールを入れておいた」は、削除せずそのままにしている。
削除するつもりだったけど、アクセス解析を見ると、アクセス数がびっくりするくらい多い。悪いけど削除するのがもったいなくなった。
それでセンセーのブログだけど、ある日突然ブログのタイトルを変更した。相変わらずセンスのないタイトルに。
「誕生日を機会に」ということだけど。
わたし迷惑かけた?
◆ その他
にほんブログ村に加入しているので、「海外生活ブログ>中国情報(チャイナ)>中国情報(チャイナ) 人気ランキング 」をよく見ている。
「キャバクラ大好きオジ」さん強いなぁ。いつもベスト3に入っている。キャバクラ大好きなんて言っているけど、文章が下品じゃないからたしかに面白い。
『中国・青島から、Qingdao-Wave.com』は、もう更新するのやめたのかな。文章がとてもうまいので、日本語の誤りが逆に文章の魅力になるという稀有な例。そして普通の中国人の本音がわかって、とても貴重だったんだけど。
ところで、中国情報のブログなのに、中国では金盾でブロックされるプロバイダーを使うのはやめてほしいと思う。
記事を書いている人はVPNとか使って、金盾を回避しているのだろうけど、わたしのようにVPN使っていない人も多い。
また、毎回同じ言葉(決めゼリフ)で記事を書き始める。あるいは記事をしめる。こういうブログを時々目にする。
これ、読んでいるほうはシラケるのでやめてもらえないかな。
とりわけ、毎回同じ言葉でしめているの、ホントにやめない?
国語の時間に、一番大切なこと、つまり文章の「結論」は、文章の最後にあるって習わなかった?
手紙じゃないんだから文章の最後ってとても大切なところなんだよ。
文章の最後、つまり結論部分がどんな記事の内容の文章であっても毎回毎回一字一句違わず同じ。ホントにシラケるんだけど。
わたし、タイトルに惹かれて,とある日本語教師さんのブログのある記事を読んでみた。なかなか好感の持てる記事だった。
ほかの記事を見たら全部毎回同じセリフでしめているのに気づいたとたん、急速に記事の感激が冷めた。
わたしの場合は、そのくらい冷める。
それと、もうひとつシラケることがあるのだけど・・・これは書くのやめとこ。
多くの人がやっている(※注)ことだから。
※注: ヒントは“ポチッ”。その前に書かれている言葉に、わたしはシラケることが多い。
2015.06.12 Friday
【対談】わたしたちは元少年Aの『絶歌』を読みたい
わたし、今月で契約終了で帰国。
そのためにしないといけないことを整理したり、後期の試験をつくったりして、ちょっと自分のブログのほうを更新するパワーがダウンしております。
ちょっとパール・バックは休んで、今回は、『hainanshifandaxuenakaのブログ』の記事とコメントを勝手に無断引用(パクリ)、編集させていただき、わたし(常州)とhainanshifandaxuenakaさん(海南島)による、元少年Aの『絶歌』をめぐる対談にしてみました。
まあ、いいから二人の話を聞け。ただし、劇薬・危険です。
何に効くか? それは言えない。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
海南島: 太田出版が発行した神戸の少年Aの手記について、わたしは切実に読みたいと思う。
出版自体が遺族の方々には苦痛であるとしたら、真っ当に市民生活をこつこつ営んでおられる人々が不愉快であるから、出版を望まれないとしたら、「日本は言論自由の国なのだから読みたい奴には読ませろ」と主張することはしない。
いっぽう、なぜあの事件が起きたのかを、今なお知りたいと思うワタクシも、いる。
常 州: わたしも読みたいんです。わたしはここで思い切って、「日本は言論自由の国なのだから読みたい奴には読ませろ」と主張しちゃいます。
そんなに「被害者の家族の感情を」と言うのなら、少年Aを死刑にしろって言えばいいんじゃないかと。でも言えないでしょ。
誤った情報で被害者の家族の名誉を棄損するものでない限り出版の自由はある。
それが、法治社会なんです。
海南島: 神戸の少年Aの手記の出版に、反対する人の気持ちはわかる。でも、それなら……とも、思うんです。
遺族の心理を傷つける書籍があるとするなら、事件後すぐに出版された君和田和一や佐川一政のほうがよっぽどひどくて極端だと思う。
常 州: サカキバラ事件は、犯人の少年Aが当時14歳だったということでも世間を震撼させました。とりわけ教育界に与えた衝撃は大きかったはずです。
教育界を震撼させた、神戸でおきた事件は、ほかに1990年の神戸高塚高校校門圧死事件があります。
この事件は、女子高校生を圧死させた細井敏彦教諭本人の手記『校門の時計だけが知っている ― 私の「校門圧死事件」』が出版されてますね。
細井敏彦という人は、あまり知的な人でないことがわかっただけのヒドイ内容の本でしたけど、海南島さんはお読みになりましたか。
海南島: 神戸高塚高校の校門圧死事件は1990年だから、もう25年ですか……。
たしかに『校門の時計だけが知っている』は加害者の手記でしね。
職員会決定をきちんと守ったら事件は起きた。そういうように読めてしまう書籍でした。
ただ書籍にも書いてないし、誰もそのことについて言わなかったけど、彼が所属する兵庫県高等学校教職員組合は、組織の総力を挙げて「職員会決定を守った結果だ」主張に寄り添う。そして、細井氏を守る。
それをせめて“検討”ぐらいしたんか、というモヤモヤは、残りました。
「一高校の、一教諭の起こした事件だ」という北海道の教育委員の態度もひどかったです。
書籍の後半は、退職していろんな仕事を転々としたが、どこへ行っても「あっ、細井だ」と言われて職がだめになる、という泣き言でした。
絶版、回収にするほどの書籍でもなかったのでしょう。
常 州: さて、『絶歌』ですが、Amazonのレビューが異常なことになってます。買ってもない、読んでもないのに「出版するな」のバッシングで大炎上しています。
そして、元少年Aのもとに多額の印税が入ると非難している。仕事して稼ぐ。自立した大人として当たり前でしょ。
みんな印税のことがひどく気になるみたいで、まったく品性下劣というか・・・。
海南島: 読みもしないでレビューを書くというのはどんなもんなんでしょうねぇ。
常 州: わたしは、非常に怖いことだと思ったんですよ。そして、まるで文化大革命のときの紅衛兵のようだと思った。
紅衛兵は、実権派(走資派)を打倒せよという毛沢東の号令を後ろ盾に反革命分子、走資派(実権派)を見つけ出しては公開処刑し、資産家の家を襲った。造反有理です。それは毛沢東の意に沿ったことである限り、絶対に正しい正義だった。
だから、誰も紅衛兵の暴力を止められなかった。
この『絶歌』という本も、“遺族感情”という誰もが反対しづらい大義名分がある。正義がある。
その正義を背景に、著者である元少年Aと出版元の太田出版に対する、品性や品格・良識を装いながらも、ちょっと、わたしなんかはそれを疑いたくなる感情的な非難があふれている。
まさに、地獄への道は善意で敷き詰められているのだと思いました。
『絶歌』を読みたいと公言するわたしたちは、世間から見ると完全にヒトデナシなんでしょうね。
海南島: ある時期、わたしの“話題”というと、ずっとサカキバラ事件のことだったんですよ。
滝川市内(北海道)の居酒屋さんで、
「あの少年の犯行を生み出したのは、異様な好奇心と少年が積んだ実体験の“アンバランス”です」
とおっしゃったのは、青森を拠点に活動される一人芝居の俳優・愚安亭遊佐さんでした。
自分自身の過去の行動の不可解さに悩んでいた私に、貴重な考えるヒントを下さった愚安亭さんのこの言葉を、おそらくわたしは死ぬまで忘れないでしょうね。
常 州: 好奇心と実体験のアンバランスですか。ああ、なるほど。
海南島: この言葉は、このようにも言い換えることができるでしょう。
“すべての年少者は、ある時期、自らの肥大した好奇心と、与えられる体験の少なさに悩み、時に絶望することがある”とね。
常 州: ますます、分かりやすいですね。
海南島: それは、勇気を持ってこのように整理できます。
「人生のある時期、すべての人間は神戸の少年“A”である」
だから、人生の質にこだわりを持つなら、人生の早い段階で「神戸の少年Aであるワタクシ」をコントロールする覚悟を決めないといけない。
その覚悟は少年本人にも必要だし、言うまでもなくその家族に必要なんです。
常 州: おお、「人生のある時期、すべての人間は神戸の少年“A”である」「神戸の少年Aであるワタクシ」。名言ですね。ロック・ミュージシャンの大槻ケンヂは、サカキバラは自分だって言ったんですよ。
精神科医の香山リカは、神戸芸術工科大学で教えていたんですが、何かの本で、「かつて、サカキバラ事件を当事者として受け止めた若者がたくさんいた。しかし、今は当事者意識が消え、神戸の大学生に感想をきいても“犯人はひどい”“おそろしい”といった感想しか出てこない」と書いてました。
わたしは、この当事者意識のない今の日本の現状はとても危険だと思うんです。
さきほどの、校門圧死事件に対する北海道の教育委員の当事者意識のなさにもあきれましたが。
海南島: 被害者ではない、被害者の親戚でも知人でもない、かつてこの事件に自らを投影しなかった、投影する必要があるとも思わなかった「普通の人」が、今この書籍の出版を憎悪するのは危険です。
その危険を「判断停止の典型的なネット病」と言い換えてもいい。そして、それは自覚することがない傲慢(ごうまん)です。無自覚な傲慢ほど始末の悪いものはないんです。
「そんなバカな」という人がいるかも知れないが、バカではない。
それがバカでない証拠を、今になっても連続する幾多の猟奇事件が証明しているじゃないですか。
常 州: ええ、まったくその通りだと思います。殺人の動機が「人を殺してみたかった」。そんな事件が毎年のようにおきてます。
自分の中にある心の闇や狂気を否定すること。そして、傲慢で当事者意識がないのは本当に危険だと思うんです。
今、どうも都合の悪いことが起きると、自分を安全圏に置いたうえで悪者を見つけて一斉にバッシングする。
その風潮が、わたしはとても恐いんです。とくに日本は中国と違って、自発的な同調圧力が大変強い国ですから。
あっ、ちょっと話はそれますが、東京電力のOL殺人事件というのがありました。夜な夜な街頭に立って売春をしていた東京電力のエリートOLが殺されたという事件です。
この事件も、男社会の中で、女であることを殺して仕事をしなくてはならないOLから「あれはわたしだ」という声がたくさんあったそうです。これは、上野千鶴子さんが言っていたのかな。
女であることを、闇の中で、あるいは歪んだ形でしか確認できない女性がたくさんいたということですね。
ところで、わたしは、元少年Aが手記を出すというニュースを見て、永山則夫という名前を思い出したのですが。
海南島: 永山の『無知の涙』は……これも加害者の書籍か。
常 州:『無知の涙』は全共闘の支持を集めベストセラーになりました。
作家としての永山則夫の重要作は、第19回新日本文学賞を受賞した小説『木橋』でしょうね。(←読んでないくせに、まるで読んだように書く、嫌なヤツ)
海南島: 彼は、希望を与えられたり奪われたりして、最後は刑を執行されてしまった。しかし。少なくとも「出版するな」という大合唱は起こりませんでした。
日本人のセンスが、あるフェイズ(局面・段階)においてどんどん劣化しているということでしょう。
常 州: 日本人のセンスが、あるフェイズにおいてどんどん劣化している。
それ、とてもいいまとめですね。わたし、全面的に同意します。
【おわり】
2015.06.04 Thursday
大地 〜 パール・バックに会いに鎮江へ行く1
CCTV(中国中央電視台)のトップニュースは、長江での、客船 “東方之星” 沈没事故。
全力での捜索、救命活動が続いております。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
アメリカの作家パール・バック(中国名:賽珍珠[sài zhēn zhū] 1892−1973)。
代表作は『大地』。
1938年にノーベル文学賞を受賞(※注1)。
どや! すごいやろ、パール・バック。
どや、なのであるが実はわたし、知らなかった・・・。
『大地』もパール・バックも・・・。
どや! アホやろ、このわたし。
そのパール・バック(1892年6月生)は生後間もなく4か月のころ(※注2)宣教師の父母に連れられて中国に来た。そして、1896年の春から、アメリカの大学へ入学する前まで過ごした家(賽珍珠故居)が常州の隣町・鎮江にある。
鎮江は3月に一度訪れており、その時にパール・バックのことも知ったのだが、特に興味があったわけではないのでスルーした。
ところが、パール・バック、そして『大地』のことを調べてみると、これがまあすごい。
いろいろな人がブログで、パール・バック、そして『大地』のことを書いているのだが、『大地』に関しては、息もつがせぬ面白さとか、ご飯を食べるのも忘れるほど熱中したとかいずれも絶賛している。Amazonでの評価も高い。
日本に帰ってからの楽しみができた。日本に帰ったら、真っ先に神戸市立中央図書館へ行って『大地』を借りて読むのだ。
買えよ、っていう話だな。
さらに、わたしが驚いたのはパール・バックと『大地』について書かれたブログの記事の文章のレベルが高いこと。
うーむ、これが上質な文学の力(※注3)なのである。
文学、なんていい言葉だ。そして、パール・バックに出会ったわたしは、これからはお笑いで文章をごまかすことなく、真正面から格調高い文章を書くのだ。
これは、行かねば。鎮江にもう一度行って、若きパール・バックに会いに行くのだ。
そして、彼女の部屋に、彼女の寝室に忍び込むのだ。
賽珍珠故居は、鎮江駅から徒歩10分ぐらい。小さな丘の頂上にある。
鎮江駅(北広場のほう)を出たら、潤州山路をめざし中山西路を東へ進む。
徒歩約5分。そして、これが潤州山路。
大規模再開発中で、ゴーストタウン状態。写真に見える建物はほとんどどれも人は住んでいない。
この道をまっすぐ。
おお、標識が! 鎮江市第二中学はもうすぐだ。
ちがう、鎮江市第二中学はどうでもよくて(※注4)、目的地は賽珍珠故居である。
街路樹の手入れが悪いから、賽珍珠故居の文字が見えにくいぞ。
細い道は、やや急な坂になっている。車一台がやっと通れるこの細い道をまっすぐ進む。
写真を見ると、六甲山のふもと、六甲学院や松蔭女子学院がある辺りの閑静な住宅地を思わせるいい光景だ。
でも実は、この坂道の両側の建物はすべて廃墟。みごとに廃墟。怖いくらい。
わたし、廃墟好きである。ここに来た目的を忘れて、しばし廃墟見物と写真撮影に精を出す。
一人のストーカー(わたし)が坂を上りきる(たいした坂ではない)と、これから忍び込もうという、目的の彼女の家が姿を現した。おおおおおおっ!
しかし、開館時間注意。
賽珍珠故居と隣に賽珍珠記念館があるのだけど、昼休みが2時間もある。記念館に至っては3時間も! もっと働け。
到着したのがちょうど12時頃だったのだ。
ここは丘の頂上で、周囲は何もない。いや、トイレがあったので、用を足した。ドアがなく、溝があるだけのニーハオ・トイレ。
中国らしく、手入れの行き届いていない小さな公園もあるが、あとは廃墟に囲まれているだけ。
写真のアパートも廃墟で、手前にがれきの山があるのがわかるかな?
時間を守って正しく家に忍び込むストーカーというのは、ストーカーとして何か間違っているのだが、そういうことなので仕方がない。
しばし鎮江市内散策へ行って、出直すことにした。
≪次回へと続く(続かないかもしれない)≫
※注1: リンク先の南京ツアー・コンサルティングの記事もそうだが、女性として初めてノーベル文学賞を受賞、と紹介しているサイトもいくつかあるが誤り。女性初のノーベル文学賞受賞者は、スウェーデンのセルマ・ラーゲルレーヴである。検証せずに安易にコピペするからこういう誤りを犯す。
※注2: ウィキぺディアでは「生後3ヶ月で」中国に渡ったとある。ところが英語版 Wikipedia では「When Pearl was five months old」。百度(Baidu)の解説は「出生4个月后」。賽珍珠旧居でもらったパンフレットでは、中国語・英語でそれぞれ「四个月大」「four months old」とある。ここでは、パンフレットの記述に従った。
※注3: 話はそれるが、中国の良心をすべて集めたような映画『山の郵便配達』のamazonのレビューの文章も、それぞれレベルが高い。
あるレビュワーさんが「良い文章のレビューばかりで。ファン層の水準の高さにまた、驚きました。これもこの映画の力なのか。良いレビューを書かせてしまうのかな」と書いていたが、そういうことなのだろう。
※注4: 実はどうでもよくなくて、鎮江市第二中学はかつての名前を祟実女中といい、パール・バックが学び、そしてアメリカの大学を卒業後は英語教師をしていた学校である。
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