『中級から学ぶ日本語』『上級で学ぶ日本語』を読む

たぶん、ずっと工事中。あまりに腹が立ったので書きらかしっぱなし

　　　　　　　　　　　　　　

このブログの編集方針は、「高い品格、あふれる淫てりジェン・・・、　もとい、「高い品格、あふれるインテリジェンス」である。
打ち慣れない言葉を入力しようとしたから、変換ミスしてしまったよ。
それに何で「いん」の変換候補の最上位に「淫」が来る？

とにかく、「高い品格、あふれるインテリジェンス」だから、他人、ましてや市井の個人に対して攻撃はしたくないのだが、とあるブログを読んで、あまりに腹が立っているので、ここでぶちまける。

よって、面白い内容ではない。マジである。
一方的な個人攻撃であるから、興味ない人は読まないでほしい。

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攻撃対象は、同じ中国は山東省濰坊で日本語教師をしている男である。プロフィールに名前がないので仮にＬ先生としておく。
濰坊在住で、ブログを発信している日本人は、私が把握している限り、私のほかに２人だけ。

濰坊は日本人向けの情報はほぼ皆無に等しいので、Ｌ氏のブログは、文章が下手、誤字が多い、同僚や学生に対する不平不満・悪口が多い、やたら女性の教え子と一緒の写真が目立つ、用事で外出するときは女子学生同伴、あまりにスケベで下品などという欠点に目をつぶり、こまめにチェックさせてもらっている。
行動範囲がほぼ同じなので、市内の情報収集ができるのである。


とにかく、ふだんからＬ氏の考えや行動には、同じ日本語教師としてあまりに疑問が多いのだが、今回ばかりは黙っておれない。
言いたいことは多いが、９月１９日付のエントリー『ようやく終わるかな』に的を絞る。
ブログにリンクは貼らないが、ググればすぐわかる。
Ｌ先生の「Ｌ」はLIFEの頭文字である。
「2009年9月から始めた日本語教師というお仕事を通してこちらの文化や価値観そして可愛い学生達を紹介します。」
中国の文化や価値観を伝える？
わたしのような小さな人間にはとても中国という圧倒的な巨象の文化や価値観を伝えることはできない。
せいぜい身の回りで起きたことを伝えることができるだけである。
自分の仕事に対して「お仕事」も、何だかなあ・・・。

この日、石原都知事の「寄らば斬る」発言に、私とＹ先生はあきれ果て、石原氏が都知事として政治をやっていることに対して大いに失望していた。

ところが、Ｌ先生は記事中で、
「石原都知事が面白い発言をされていらっしゃいましたね」
「中国の反日活動の核心をついて（いる）」
「中国政府はこれ（石原都知事の発言）に対する反発さえもできない」

怒、着火。攻撃開始。

「面白い発言」とは、「反体制のエネルギーがああいう形で出ている。中国政府はうまいこと（矛先を日本に）そらしている」を指しているのだろう。

これって、保守系マスコミ、評論家や知識人と称する人たちが、さんざん言っていることじゃないか。
何も目新しい内容ではない。
何が面白い？

Ｌ先生は何も知識がなかったので、面白く感じたのか？

これら石原知事の発言がどれだけ日中間の間に亀裂を走らせているか、信頼を傷つけ、両国民のつながりを壊してきたか考えたことはないのか。

ついでに日本語教師として言わせてもらえば「発言をされていらっしゃいました」って、文法的には正しいけど、回りくどくて褒められた敬語の使い方ではない。


「これだけの多数民族を纏め上げる（制圧する？）には民主主義を取っていると収拾がつかなくなるかもしれませんけどね」
まず、正しい日本語と、正しい知識を確認しておこう。
　・「多数民族」ではなく「多民族」が正しい。
　・ 民主主義を「取る」ではなく、採用の「採る」
　・ 世界の国のほとんどは多民族国家である。

例えば、アメリカは多民族国家であるということを知らないのか？
それとも、アメリカをはじめ多くの国は独裁国家ではないので「収拾がつかない」状態になっていると考えているのだろうか？

「本来なら今日は研修派遣の会社、明日は午前中に維坊学院に中国語の申込み手続き、夜に日本語学校で授業のはずだったのですが、外出自粛をしております」

外出自粛？

私、会社の指示無視して全然自粛しなかった。
恐くないから。

言われた通り外出自粛のＬ先生に聞きたい。
何が恐い？


私は北京の「見知らぬおじさん」を信じる。
「政治がどうあろうと君たちは、いま隣に居る友人を信じなさい」
【16日のエントリーを参照】

私は食堂のお姉さん（美人）を信じる。
「不管是日本还是中国、都是好人（日本であれ中国であれ、みんないい人よ）」
【17日のエントリー“追記”を参照】

私は、蒼井そらを信じる。
「我希望我们一般人之间好关系。。。 我也是你们一样的人间。 伤心（一般の人々がいい関係であることを希望します。私たちもあなたたちも同じ人間。悲しい）」
【苍井空发表的微博。19日のエントリーを参照】

私は、政治家と偏狭な民族主義者は信じない。

私は、日中両国の友好を願う圧倒的多数の人民の良心を信じる。
その、人民の良心が私の味方だから、恐くない。

他の中国在住の日本人のブログを見ても、中国の人と友好な関係を結ぼうとしている人は、警戒しつつも普段と変わらず外出している。


わかった風な口をきいてはいるが、Ｌ先生には政治家と偏狭な民族主義者の姿しか見えないようだ。

マスコミには流れない、しかし圧倒的多数の人民の良心より、マスコミに流される政治家と偏狭な民族主義者の言葉を信じるＬ先生。
完全に思考停止してませんか？
マスコミに踊らされているのはあなたの方です。

「何とか早い解決をお願いしたいものです」って、いったい誰に「お願いしたい」のですか。
あなたの自身の頭で解決方法を考えたことは・・・あなたの思考停止した頭にそんなことを期待しても無理ですね。

あなたは、いったいどんな気持ちで中国人の学生の前に立ち、そして授業をしているのですか？

学生がまじめに勉強に取り組まないだの、宿題をしてこないだのといった愚痴もときどきこぼしておられますが、それは学生があなたの心を見透かしているからではありませんか？

あなたが中国の人々を信頼しない限り、学生もあなたを信頼し授業についてくるということはないでしょう。

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まだまだ言い足らないが、今日はこのへんで勘弁しといたろか、である。


今日、Ｙ先生が「岩井俊二監督がすばらしいことを言っているから読んで」とチャットでＨＰのアドレスを送ってきた。

私は、日中両国の友好を願う圧倒的多数の人民の良心を信じる。

その信念は正しいと確信した。


【追記】今日もバカ丸出しの記事『爆笑に近い失笑、中国人民日報』をアップしていた。また、腹立ってきたけど、底なし沼みたいなバカで、きりがないので、もう相手しない。恐くて外出できず、自室でパソコンに向かって中国の批判をする・・・。暗い、かわいそうな男だな。
とにかく、ホント何考えて教壇に立っているんだろう？
Ｌ先生に、「情報公開」というものをひとつ教えてやろう。
「【極秘書簡「親展38号」】というのが引っかかりました。実際にそういう書簡があったとして、極秘であればそれを知りうるのは日本政府関係者か大戦後日本を一時支配したＧＨＱくらいのものではないかと思えるのですが、なぜ中国の新聞記者レベルがそれを書けるのですかね。」
こういう政治的な秘密文書はある一定の期間伏せておくが、ある期間を過ぎれば公開するんだよ。時々、公開された機密文書の内容が新聞などで報道されていることに、Ｌ先生は気づかなかったのか。ふだんからまともに新聞読んでないんでしょうね。だから週刊誌で仕入れた程度の知識で事情通を気取るのだろうけど。