『中級から学ぶ日本語』『上級で学ぶ日本語』を読む

お世話になっております。Niftyのココログですがときどき繋がらなかったりして、具合よくないです（あっ、わたしのために書いているブログじゃないですね）。

コメントを送ろうとしたら、

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となってしまいました。

ちょっと気合い入れて、長いコメント書いたので消してしまうのももったいないので、「有事の際には私も戦う、という人が11％であるという“健全”」の記事にこのような形でコメント（ここに載せるために、原文のコメントにちょっと加筆・訂正した）送りますね。

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日本はこういう調査やると、常に決まって世界の最低ランクです。
しかし、わたしは（も？）、「国のために進んで戦う」という日本人が１１％で世界最低というのは、我が国の戦後平和教育の成功であると常々思っています。

小学校３年生の国語教科書。すべての出版社の教科書に「反戦・平和」を主題にした物語が掲載されています。有名なのは（決まって取り上げられているかな？）『ちいちゃんのかげおくり』です。
ティーンになる前に、まずガツンと一発「戦争は絶対いけない」とやっておくわけです。

それ以降ティーンの間、ずっと教育の中で、「お国のために」「天皇陛下のために」はナンセンスという教育が続きます。『黒い雨』とか読んだりしますね。日教組（この組織の評価はさておいて）の「教え子は一人も戦場へ送らない」という、軍国主義教育の徹底した反省です。

そしてその成果が、国のために戦う意思のある日本人は１１％。
つまり逆に考えると、１００％−１１％＝８９％。
実に８９％の国民が、紛争を解決するための手段としての戦争を放棄するという憲法９条の精神をしっかり持った平和国家を実現している。

だから、このニュースは「１１％で世界最低」というネガティブな言葉（こういう言葉で危機感をあおり軍備増強へと向かわせたい人がたくさんいます）ではなく、「国のための戦争には協力しないという日本人は８９％で世界最高」としないといけないのです。
このニュースに、中国の人からもこのようなコメントが寄せられているではないですか。

「命は自分のもの。国は統治者のもの」（※）
「日本は政治家がバカばかりで、国民は理性的」（※）
「日本の方が中国より平和を愛しているみたいだな」

大きなことを言うようですが、今や平和国家と言えば我が国が世界で一番でございまして・・・。

　　　　おあとがよろしいようで。

※「釣魚島は中国のもの。蒼井そらは世界のもの」とも言ってますが。
※ 理性的な国民からバカな政治家が選ばれるところが、ブルジョワ民主主義の矛盾だな。