2015.03.10 Tuesday
後期授業開始! 〜 犯罪的。1か月16時間労働
長い長い冬休み(寒假)明けの授業が始まった。
わたし、後期の担当授業は2年生2コマ/週だけ。
1コマ90分(実際には45分2コマなのだけど、ややこしいので1コマ90分としておく)が週に2回だけ。
週に3時間労働。1か月にしても16時間労働。これで給料満額もらっているんだからほとんど犯罪的。
今日は、朝8時から9時35分まで授業やってこれで仕事終わり。
楽勝だよ〜(※注1)。
「朝飯前」というのは、こういうのを言うんだよ〜。
「人生いろいろ、会社もいろいろ」、小泉純一郎クンとお友達気分だね。
わたしのことを給料ドロボー、税金ドロボーと呼んでよろしい。怒らないから。
小泉純一郎とは呼ぶな。誰も呼ばないか。
なんてアホなこと言っているけど大丈夫かぁ、この学校。
貴重な外教(外国人教師)という戦力をこんな使い方して(※注2)。
日本語科の学生の日本語力、ひっくり返るほど低いのに・・・。
さてさて、ほかの先生方はいかが仕事のスタートを切っているのであろうか? ゴンゾー ゼンマヤン(工作怎麽样=お仕事いかがですか)。気になるではないか。
さっそくチェックしてみる。
・・・とある先生は、
「3月9日夕方、授業終了、教室の戸締まり、電源落としに残ってくれた彼女に、“(公費留学生の)最終選考だけど自信ある?”と聞いてみます。彼女はいったん口をぎゅっと結んだあと静かにそれを開いて“選ばれるのは私です。自信があります”」(すみません勝手に引用しました)
いやー、相変わらず素晴らしいです。
さて、日本語教師LIFEセンセーは相変わらずアホであろうか? さっそくチェックしてみる。
はたして、やっぱり○○ですた。
「あっという間に桃の節句と耳の日が終わってしまいました。今年は学生に紹介することすら忘れておりました」
あははは・・・、いきなり来たよ、耳の日だって。ぶっ! いいよそんなこと教えなくても。
ダメな先生って、自分の知ってる知識を全部教室で披露したいんだよね。
「今日の出席者は40人少々だったと思いますが、私の話が半分以上理解できるという学生に挙手させたら5人程度でした」
こういう教室の現状を変えなければという気持ちは、このセンセー無いのかね。
わたしの元同僚H先生は偉いよ。ちゃんと、そういう学生相手に基礎文法から教え直すようにして、学生から信頼され支持されているのだ。
わたしだって、今日は冬休み明け1発目の授業だから全員がついてこれるように内容をコントロールして授業したよ。
「12月のN1受験者が皆不合格だったそうで、この7月に合格しなければ4年生になってプレッシャーがかかってきますが、一体この冬休みに何をしていたのでしょうね。。。」
出たよ、こういうこと言うから、わたしこのセンセーをアホ、バカと遠慮なく呼ばせてもらっているんだ。
あのねぇ、あなた先生でしょ? 「12月のN1受験者が皆不合格だった」ことに対して日本語教師としての自分に力不足を感じないの? 不合格者に対してすまないと思わないの?
まったく理解できない。
「一体この冬休みに何をしていたのでしょうね」って、受験生じゃなきゃ、普通学生は休みにまで勉強しないよ。
休み中に勉強させたかったら、先生のほうから「休み明けの目標」を明確に学生に示し、それを実現するためには何をすべきかという「具体的な学習法」を示してやんなきゃ。
そんで、この日のタイトルは『為すすべなし?』。
あははははっはっはっはっは・・・。
わたしもたいしたセンセーじゃないけど、こういうダメセンセーだって先生をしていることをモチベーションにして(←嘘ですよ)後期の授業頑張ろう。
こんな記事書いていると、同じ日本語教師なんだから、ほかの日本語教師の悪口を書くのはやめなさいって、また叱られるかな(※注3)。
※注1: 楽勝だよ〜、なんて書いたけど、これはとても良くないのである。ほかの先生なら暇があれば、教授法を研究したり、次の授業計画を緻密に練ったり、中国語勉強したりするのだろうけど、わたしダメ人間だから暇があると、これといったこと何もせずに何となく充実しないまま1日が終わってしまう。忙しいと、あれもやってこれもやってとするのだけど。それに、前期は週2コマあった1年生の授業がなくなったのも痛い。たった9人のクラスだけど、みなとても人懐こくって素直な学生で大好きなクラスだった。この子たちは、先輩のような日本語会話のできない日本語学科の学生にはしたくないと大切に育ててきたのに。この学校、日本人教師はわたし一人だけ。ということは、1年生は後期のあいだ中国人先生の授業だけを受けることになる。ああ、これでまた彼ら・彼女らは日本語会話が上達しないまま2年生になってしまう。
※注2: わたしの働き、つまりは学生受けが著しく低いとか、なんかそういうことでもあるのかと心配になったので、前任の日本語教師の時間割をチェックしてみたら前任の先生もやっぱりそういう時間割だった。
※注3: そういうコメントをいただいたことがある。同じ日本語教師? だから、「同じ」だと思われたくないんだってば。
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